六裁

原文

燐字表記

或水道将之輪口酒遊銭。

此時別人六裁而牛行即口二十二甘清酒。

輪奮此而無認此而思人之手術。

輪言「牛行無常。何故為此。汝無再来!」

時下言広行而輪友無。

遊銭之時須思人噫。

漢字転写

或水道将之輪口酒遊銭。

此時別人六裁而牛行即口二十二甘清酒。

輪奮此而無認此而思人之手術。

輪言「牛行無常。何故為此。汝無再来!」

時下言広行而輪友無。

遊銭之時須思人噫。

訳文

日本語訳

書き下し文

或ある水道なもの将しょう之の輪ゆと酒さけを口のみて銭ぜにもて遊あそぶ。

此この時とき別べちの人ひと六裁ろくさいし而て牛行ぎうかうし即すなはち二十二にじふにの甘あまく清きよき酒さけを口のむ。

輪ゆと此これに奮ふるひ而て此これを認みとめ無ざり而て人ひと之の手術てわざするを思おもふ。

輪ゆと言いふ、「牛行ぎうかう無常まれなり。何なに故ゆえ此これを為なす。汝なんぢ再ふたたび来きたること無なかれ!」

時とき下くだりて言こと広ひろがり行ゆき而て輪ゆとの友とも無なし。

銭ぜにもて遊あそぶ之の時とき須すべからく人ひとを思おもふべき噫かな。